再根管治療の費用|保険と自費の目安・被せ物の作り直しまで含めた総額

対象エリア:名古屋(中区・栄・名古屋駅)をはじめ、愛知・東海地方で歯のお悩みを抱える方へ。

更新日:2026年8月7日監修:村井亮介(歯科医師・DDS, MSD/日本補綴歯科学会 会員)

再根管治療の費用を調べると、数千円という数字と十数万円という数字が並んで出てきて、どちらが実際なのか分からなくなります。名古屋(中区・栄・名古屋駅エリア)でご相談をいただくときも、この差の理由が伝わっていないことがほとんどです。差が生まれる理由は単純で、保険か自費かという違いに加えて、多くの説明が「根の中の治療費」だけを指しており、外した被せ物を作り直す費用が含まれていないためです。このページでは、根の治療・土台・被せ物という三つの費用を分けて示し、通院1回あたりの支払いから最終的な総額まで、順に組み立てていきます。やり直しの治療そのものの内容は<a href="/treatment/sai-rootcanal/">再根管治療とは|やり直しになる原因と成功率</a>をご覧ください。

再根管治療の費用が根の治療費と土台と被せ物の三つに分かれることを示した図

費用は三つの工程に分かれる

再根管治療を「ひとつの治療」と考えると、費用の全体像がつかめません。実際には、次の三段階が順に進みます。
  • 第一段階:被せ物と土台を外し、根の中をやり直す(根の治療費)
  • 第二段階:新しい土台を立てる(土台の費用)
  • 第三段階:新しい被せ物を作って装着する(被せ物の費用)
インターネット上でよく見かける「再根管治療◯万円」という表示は、ほとんどが第一段階のみの金額です。実際にお支払いいただく総額は、ここに第二・第三段階が加わります。この構造を先に押さえておくと、見積もりの比較がしやすくなります。

保険診療で受ける場合の目安

保険が適用される場合、窓口でのお支払いは3割負担が基本です。1回の通院ごとに精算されるため、まとまった金額を一度に支払う形にはなりません。
段階3割負担の目安内訳の考え方
初診・検査・撮影約3,000〜5,000円診察料と画像診断が中心
根の治療(1回)約600〜1,500円歯の種類と処置内容で変動
根の治療(総額)約4,000〜8,000円3〜6回の通院を想定した合計
土台(保険)約1,500〜3,000円材料により金額が変わる
被せ物(保険)約3,000〜8,000円前歯と奥歯で異なる
合計すると、初診からやり直しの被せ物まで、おおむね1万2千円から2万5千円ほどに収まる例が多くなります。奥歯で管の本数が多い場合や、通院回数が増えた場合は上振れします。 金額そのものより気に留めていただきたいのは、通院回数です。保険診療では1回あたりの処置内容に上限があるため、洗浄と消毒を複数回に分けて進めます。回数の考え方は根管治療の通院回数と期間|長くかかる理由と中断のリスクで説明しています。

自費で受ける場合に何が変わるのか

自費診療を選ぶ場合、1本あたりの費用は前歯で6万円前後から、奥歯では10万円から15万円程度に設定されていることが一般的です。医院ごとに幅があり、これは目安にすぎません。 差額で何が変わるのかは、次の三点に集約されます。 ひとつめは時間です。1回の治療に60分から90分を確保し、洗浄液を十分な時間作用させます。保険診療の枠では確保しにくい部分です。 ふたつめは視野です。拡大と照明のもとで管の入口や内部の状態を確認しながら進めます。詳しくはマイクロスコープを使う根管治療|精密治療の意味と費用をご覧ください。 みっつめは材料と器具です。使い捨ての器具、立体的な撮影、封鎖性の高い材料などが含まれます。器具の扱いはニッケルチタンファイルとは|根管を広げる器具の違いと折れにくさで触れています。 ただし、自費であれば治るという意味ではありません。難易度の高い状況に対応しやすい環境が整うということであり、感染を取り切れるかどうかは歯の状態にも左右されます。制度上の違いは歯科の保険診療と自費診療の違いをわかりやすく解説で整理しました。
保険診療と自費診療で治療時間と視野と材料が変わることを比較した図

見落としやすいのは被せ物の作り直し

再根管治療でご相談を受けるとき、最も驚かれるのがこの部分です。根の中をやり直すには、いま入っている被せ物を外さなければなりません。そして、外した被せ物は原則として再利用できません。 外す判断の詳細はかぶせ物を外さないと再根管治療はできない?外す判断と作り直しの費用にまとめていますが、費用の観点では「根の治療費+作り直し費用」が必ずセットになるとお考えください。
作り直す被せ物費用の目安選ばれやすい場面
保険のクラウン約3,000〜8,000円費用を抑えたい・奥歯
CAD/CAM冠(保険)約6,000〜9,000円条件を満たす小臼歯など
セラミック約8〜15万円見た目と適合を重視する場合
ジルコニア約10〜18万円奥歯で強度が必要な場合
ファイバーの土台約1〜3万円自費で根に負担を分散したい
被せ物の種類ごとの特徴は詰め物・被せ物の種類と費用|保険と自費の違い、土台の選び方は根管治療後の土台と被せ物|ファイバーコアとクラウンの選び方で詳しく扱っています。 したがって、実際の総額は次のようになります。すべて保険で進めた場合はおよそ1万2千円から2万5千円。自費で進めた場合は、根の治療に前歯6万円前後から奥歯15万円程度、これに土台と被せ物が加わって20万円から35万円程度が目安です。なお、同じ歯の一連の治療で保険と自費を組み合わせることはできません。根の治療を自費で受けた場合、その歯の土台と被せ物も自費になります。

支払いのタイミング

保険診療は通院ごとの精算になるため、負担が分散されます。一方、自費の根管治療は、治療開始時にまとめて、あるいは着手時と完了時の二回に分けて支払う形が一般的です。 被せ物の費用は、型取りの時点と装着の時点で分けて設定されていることが多くなります。総額が同じでも、支払う時期が違えば家計への影響は変わりますので、見積もりを受け取る際は金額と一緒に時期もご確認ください。 高額になる場合は分割払いを扱う医院もあります。金利や審査の考え方は歯科治療費の分割払い・デンタルローンとは|金利・審査・医療費控除との関係をご覧ください。 なお、歯科の自費診療は高額療養費制度の対象になりません。この点は誤解が多いため、高額療養費制度は歯科治療に使える?対象と申請方法で条件を確認しておくと安心です。

医療費控除は使える

自費・保険を問わず、支払った治療費は医療費控除の対象になります。ご家族の分と合算でき、1年間の合計が一定額を超えた場合に申告することで、所得税と住民税の負担が軽くなります。 再根管治療から被せ物まで進めると総額が大きくなりやすいため、この制度の効果も相応に出ます。通院のための交通費も対象に含められる場合があります。計算例と申請の手順は歯科の医療費控除の対象と申請方法|計算例まで解説にまとめました。 年をまたぐ治療では、支払った年ごとに申告する点にご注意ください。治療の開始時期によっては、支払いを同じ年に寄せた方が有利になる場合もあります。 領収書は必ず保管してください。自費診療では医院ごとの様式になりますが、支払日と内容が分かるものであれば差し支えありません。健康保険の対象となった分も合算できますので、同じ年に家族の治療が重なった場合はまとめて把握しておくと申告が楽になります。なお、美容目的の処置は対象外ですが、機能を回復するための被せ物や根の治療は対象に含まれます。
再根管治療の総額と抜歯後の治療費を比較した図解

同じ再根管治療でも金額に差が出る理由

見積もりを比べると、同じ処置名でも金額が違います。主な理由は次のとおりです。 歯の種類による違いがあります。前歯は管が1本、小臼歯は1〜2本、大臼歯は3〜4本が標準で、本数が増えるほど時間がかかります。 歯の状態による違いもあります。管が石灰化して通らない、土台が金属で外しにくい、根に穴が開いている、器具の破片が残っているといった状況では、追加の工程が必要になります。それぞれの対応は根管が見つからない・細くて通らない|石灰化した根管の治療根管治療で根に穴が開く(穿孔)とは|起こる原因と封鎖の方法根管治療で器具が折れて根に残ったと言われたら|残す判断と除去・外科の選択肢で解説しています。 そして、含まれる範囲の違いがあります。撮影代・土台・仮歯が費用に含まれているのか、別途なのかは医院によって異なります。比較の際は「何が含まれているか」を必ずそろえてください。

見積もりの読み方

複数の医院から見積もりを受け取ると、比較しづらいことに気づかれると思います。項目の立て方が医院ごとに違うためです。次の順で読み解くと整理できます。 最初に、金額が「1本あたり」なのか「1回あたり」なのかを確認します。同じ10万円でも、1本あたりであれば総額、1回あたりであれば通院回数を掛けた額になります。 次に、根の治療費に何が含まれているかを見ます。初診時の撮影、治療中の追加撮影、仮のふた、土台の除去、破片の除去といった工程が、含まれているのか別途なのかで数万円の差が生じます。 三つめに、被せ物の費用が別記されているかを確認します。別記されていない見積もりは、根の治療のみを示している可能性が高くなります。 四つめに、治らなかった場合の扱いです。再治療の費用、外科処置に進んだ場合の費用、抜歯となった場合にすでに支払った額がどう扱われるかを、着手前に確認しておいてください。 最後に、期間です。完了までに何回通うのか、1回あたりどのくらいの時間がかかるのかは、費用と同じくらい生活に影響します。 なお、金額の高い医院が必ず良いというわけでも、安い医院が劣るというわけでもありません。設定の根拠が説明できるか、含まれる範囲が明示されているか、想定と違ったときの対応が決まっているかを見てください。この三点が揃っていれば、金額の高低にかかわらず判断しやすくなります。

通院にかかる見えない負担

費用を検討されるとき、金額だけを比べると判断を誤ることがあります。実際には、通院そのものにも負担がかかっているためです。 再根管治療は、根の中の状態によって3回から6回程度、難症例ではそれ以上の通院が必要になります。1回あたり30分から90分に加え、移動と待ち時間が乗ります。お仕事を調整して来院される方にとって、この時間は無視できないコストです。 自費診療で1回あたりの時間を長く確保する方式は、費用は上がるものの通院回数が減る傾向にあります。総額だけを見ると高く見えても、休みを取る回数まで含めて考えると、実感としての負担が逆転する場合があります。 また、治療が長引くほど仮のふたの状態で過ごす期間が延びます。仮のふたが取れたまま放置すると、根の中へ細菌が入り、それまでの処置が無駄になります。取れたときの対応は仮歯・仮のふたが取れた・欠けたときの対処|放置のリスクとやってはいけないことをご覧ください。中断のリスクという点でも、通いきれる計画を立てることが結果的に費用を抑えます。

費用を抑えるために現実的にできること

削れる部分と削れない部分があります。順に挙げます。 最も金額に効くのは、保険の範囲で一貫して受けるという選択です。同じ歯の治療で保険と自費は組み合わせられないため、被せ物だけを保険にして費用を下げることはできません。保険で進めれば被せ物まで含めて2万円台に収まりますが、1回あたりの治療時間や使える材料には枠があります。その歯の位置と役割、これが何度目のやり直しかで判断してください。判断材料はインレー・アンレー・クラウンの違い|削る量と選ばれる基準にまとめています。 反対に、削らない方がよいのは検査です。撮影を省くと、管の本数や根の先の状態が把握できないまま治療が進みます。立体的な撮影が必要と判断される場面は限られますが、必要とされた場合の意味は根管治療で歯科用CTを撮るのはなぜ?レントゲンとの違いと分かることで説明しています。 そして最も費用を抑えるのは、やり直しの回数を増やさないことです。治療後に被せ物の縁から細菌が入れば、また同じ工程を繰り返すことになります。装着後の管理については詰め物・被せ物を長持ちさせる方法|寿命を縮めるNG習慣と毎日のケアをご覧ください。治療費の全体像を把握したい方は歯科治療の費用の目安|治療内容別の相場一覧も参考になります。

当院で費用の説明をするときに伝えていること

当院では、金額を提示する前に、その歯にどれだけ費用をかける価値があるかを一緒に確認します。 具体的には、残っている歯質の量、噛み合わせでその歯が担っている役割、根の先の病変の大きさ、そして過去に何回やり直しているかです。何度も再治療を重ねた歯に高額な費用をかけても、割れて数年で失われることがあります。反対に、初めてのやり直しで歯質が十分に残っている歯であれば、精密に治療する価値は高くなります。 名古屋の当サイトへのご相談でも、「高い方を選べば安心なのでは」というお気持ちをよく伺います。判断の順序は逆で、まずその歯の見通しを確認し、それに見合う費用を選ぶ方が納得が得られます。見通しの立て方は根管治療の失敗のサイン|治らない・再発するときの選択肢もあわせてご覧ください。

自費を選ぶ判断が向いている歯・向いていない歯

同じ再根管治療でも、費用をかける効果が出やすい歯と、出にくい歯があります。 効果が出やすいのは、歯質が十分に残っていて、これが初めてのやり直しで、根の先の病変が比較的小さい歯です。噛み合わせの要となる大臼歯や、前歯のように失うと見た目に直結する歯も、保存する価値が高くなります。難易度が高いために保険の枠では十分な時間を確保しにくい歯、たとえば管の本数が多い大臼歯や、根が強く曲がっている歯も、環境を整える意味が出やすい部類です。 反対に、費用をかけても見通しが伸びにくいのは、歯質がほとんど残っていない歯、すでに縦の亀裂が疑われる歯、歯周病で支える骨が大きく失われている歯です。根の中をどれだけ精密に処置しても、歯を支える土台が失われていれば長くはもちません。亀裂の見分け方は歯根破折(歯の根が割れる)とは|症状の見分け方と抜歯になる条件、歯を支える骨の状態については重度歯周病でも歯を残せる?抜歯と言われたときの選択肢をご覧ください。 判断に迷われる場合は、着手前に別の医院で意見を聞く方法もあります。費用と伝え方は歯科治療のセカンドオピニオン|取り方・費用・伝え方・断り方にまとめました。撮影画像をお持ちいただけると、同じ検査を繰り返す費用を避けられます。

抜歯した場合の費用と比べる

再根管治療の費用が高いと感じられたときは、その歯を失った場合にかかる費用と並べてみてください。 抜歯後に歯を補う方法は、部分入れ歯、ブリッジ、インプラントの三つです。保険の部分入れ歯であれば数千円から1万円台、ブリッジは保険で1万円前後、自費のブリッジやインプラントでは1本あたり数十万円になります。それぞれの比較は歯を失ったときの選択肢|入れ歯・ブリッジ・インプラント比較にまとめています。 費用だけでなく、ブリッジでは両隣の健康な歯を削る必要があること、インプラントでは外科処置と治療期間が必要になることも判断材料です。ブリッジ治療とは|費用・寿命・入れ歯やインプラントとの違いインプラント治療とは|費用・流れ・メリットとリスクをご参照ください。 そのうえで、再治療しても保存が難しいと判断される場合もあります。その線引きは根管治療で治らない歯は抜くしかない?残せる限界の見極めと抜歯後の選択肢で扱っています。

治らなかった場合に追加でかかる費用

再根管治療を行っても病変が消えない場合、外科的な選択肢に進むことがあります。 根の先を外科的に切除する方法では、保険で3割負担のおおむね5千円から1万円程度、自費では1本8万円から15万円程度が目安です。内容は歯根端切除術とは|根管治療で治らないときの外科的選択肢をご覧ください。 歯を一度抜いて処置し戻す方法では、自費で10万円から20万円程度が一般的です。適応が限られる処置ですので、意図的再植とは|再根管治療でも治らないときに歯を残す外科処置で条件をご確認ください。 こうした追加費用が発生しうることを最初から想定しておくと、途中で判断を迫られたときに慌てずに済みます。やり直しが重なるほど費用がかさむ構造は、虫歯の再治療でも同じです。虫歯の再治療にかかる費用|やり直しの回数・相場と防ぎ方もあわせてご覧ください。

よくある質問

再根管治療は保険で受けられますか

受けられます。保険適用で進めた場合、初診・検査から根の治療、土台、被せ物までを合わせて3割負担でおおむね1万2千円から2万5千円が目安です。1回の通院ごとの精算になるため、まとまった支払いにはなりません。ただし1回あたりの処置内容に上限があるため、通院は3回から6回程度に分かれます。

自費にすると成功率はどのくらい上がりますか

数値で保証できるものではありません。自費で変わるのは1回あたりの治療時間、拡大視野、使い捨ての器具や封鎖材といった条件で、管の本数が多い大臼歯や根が強く曲がった歯など、難易度の高い歯ほど差が出やすいとされています。管が1本の前歯のように条件が良い歯では、保険診療でも十分な結果が得られることがあります。

被せ物は今のものを使い回せませんか

原則としてできません。根の中へ入るには被せ物に切れ目を入れて分割する必要があり、外す時点で変形または破損します。仮に無傷で外せても内側の古い接着材を完全には除去できず、再装着すると境目から細菌が入ります。そのため、根の治療費とは別に作り直しの費用が必ず加わるとお考えください。

見積もりに含まれる範囲はどう確認すればよいですか

撮影代、土台、仮歯、再診料、そして被せ物が含まれるかを個別にご確認ください。「再根管治療◯万円」という表示の多くは根の中の治療費のみを指します。あわせて、金額が1本あたりか1回あたりか、治らなかった場合や外科処置に進んだ場合にすでに支払った額がどう扱われるかも、着手前に確認しておくと差額に驚かずに済みます。

保険と自費を組み合わせることはできますか

同じ歯の一連の治療で組み合わせることはできません。根の治療を自費で受けた場合、その歯の土台と被せ物も自費になります。逆に保険で進める場合は、被せ物まで保険の範囲で選ぶことになります。費用を抑えたいときは、途中で切り替えるのではなく、着手前にどちらで進めるかをご相談ください。

名古屋の相場はどのくらいですか

自費の再根管治療で、前歯は6万円前後から、奥歯では10万円から15万円程度が目安です。ここに土台と被せ物が加わるため、総額では20万円から35万円程度になります。医院ごとの幅が大きいので、金額だけでなく含まれる範囲と1回あたりの治療時間をそろえて比べてください。名古屋(中区・栄)は選択肢の多い地域です。

分割払いは使えますか

扱う医院があります。院内での分割のほか、信販会社のデンタルローンを利用する方法があり、後者では審査と金利が発生します。総額が同じでも支払い時期によって家計への影響は変わりますので、着手時と完了時にそれぞれいくら支払うのかを確認しておくと安心です。分割で支払った分も医療費控除の対象になります。

医療費控除でどのくらい戻りますか

所得と年間の支払総額によって変わります。1年間に支払った医療費の合計から一定額を差し引いた分が所得から控除され、税率に応じて所得税と住民税が軽くなります。自費・保険を問わず対象で、ご家族の分や通院の交通費も合算できます。年をまたぐ治療では支払った年ごとの申告になる点にご注意ください。

まとめ

再根管治療の費用は、根の中の治療費だけを見ていると実際の総額と大きくずれます。外した被せ物は再利用できないため、土台と被せ物の作り直しが必ず加わるからです。すべて保険で進めた場合はおよそ1万2千円から2万5千円、根の治療を自費にすると7万円から17万円、被せ物も自費にすると20万円から35万円程度が目安になります。差額で得られるのは、治療時間と視野と材料であり、治癒そのものが保証されるわけではありません。判断の順序としては、金額の大小を先に比べるのではなく、その歯にどれだけの歯質が残っていて、噛み合わせで何を担っていて、何度目のやり直しなのかを確認したうえで、見合う選択をされることをおすすめします。医療費控除は自費・保険を問わず使えますので、年内の支払いをまとめて把握しておくと負担が軽くなります。名古屋(中区・栄・名古屋駅エリア)や愛知・東海で見積もりを比較されている方は、やり直しの治療で何をするのか被せ物を外す判断もあわせてご覧ください。

参考・出典

監修:村井 亮介(DDS, MSD/米国インディアナ大学大学院 補綴科修了)
Indiana University 大学院 補綴科修了/ACP・ITI・AO・日本補綴歯科学会 会員。名古屋(中区・栄・名古屋駅エリア)を拠点に、愛知・東海地方で歯のお悩みを抱える方へ向けて情報を発信しています。理念は「10年後も削り直さない治療」。

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